光の波紋

春の光が雲を切り開き、やがて青空が広がった。


広がる光に吸い寄せられるように人々は集まり、

思い思いに遊びはじめる。

楽しさが楽しさを呼び、光は波紋のように広がってゆく。



木漏れ日を精いっぱいに集める山吹の花芽。

開いた花は、まるで光の子。


薄暗い木陰にも届く山吹色に小さな命は集まり、

隅々まで豊かな森を作る。

命が命を呼び、光は波紋のように広がってゆく。